【英語を英語で考える力が手に入る】大人からの英語脳の基礎の作り方

「英語を英語で考えられるようになりたい。」

こう思う人の中には、
「留学しないと英語を英語で考えたりできないんじゃないの?」
「英語脳なんて日本にいたら作れないんじゃないの?」

こんな疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

しかし、私は学生時代(高校生からなので、大人という定義にしています)に完璧とはいかないまでも、
いわゆる英語脳の基礎を長期留学なしで作ることができました。

かなり地味でハードな練習ですが、英語の初心者から上級者になるためには、避けて通れないと思います。

英語を英語で考えて、組み立てられるようになりたい人、英語を聞いたまま理解できるようになりたい人、
まずはこの記事を読んでみてください。

大人になってからの英語脳の作り方は簡単ではありません

警告① 地味でハードです。難易度は高くないですが、継続させるのがかなり大変だと思います。

警告② 筋トレみたいなものなので、今すぐTOEIC 点数を上げたい方などには向きません

警告③ 筆者はその後、長期留学しています。やはり長期留学は英語力を向上させる一番の要因になりえます。

もしまだ英語学習を始めたばかりの人は下の記事の方が参考になるかもしれません。

目次

長期留学なしでも英語脳は鍛えられる!

私は長期留学経験者(2017年)ですが、留学を経験する前の英語力はというとあまり対策もせずTOEIC IPで800点越えられるくらいはありました。
※1回だけバンクーバーに夏休みの間行った事はあります。

英英辞典を使い、洋書も読んでいたし、
その時ですら、英語を英語で考える習慣ができていました。

これくらいのことであれば、日本にいながらでも達成できたのです!

TOEIC800点くらいなら英語脳の作り方を知っていれば楽々。

大人から作れる英語脳とは

私の考える英語脳とは、英単語、英語の文章を聞いたらそのもののイメージが出来る状態を言います。

例えば、
「Apple」と聞いたら、「りんご」と日本語に直して理解するのではなく、直接赤いフルーツが頭に浮かぶようなことです。

実は簡単な単語では、既にできる人もいるのではないでしょうか?
簡単な単語から長めの文章がイメージできたりする状態を目指します。

英語脳のメリット

上で、英語で聞いたものをそのまま英語でイメージできると書きました。
これが、英会話やテストでも起こります。

するとなにがいいのでしょうか?

たとえば、会話しているときに、日本語に訳す癖があるとしましょう。
そうすると、英語の理解して応答するプロセスは以下のようになります。

「聴こえた英語→日本語(聴いたもの)→これからしゃべる日本語→しゃべる英語」

どうでしょうか?
真ん中の日本語はかなり無駄に見えませんか?

英語を英語で理解できれば、
英語→英語
これだけでいいのですから。

TOEICなどの、テストでも効果を発揮します。
いちいち訳さないで文章が頭に入るので、時間が大きく節約できるのです。

これはかなり魅力的じゃないですか?

練習に必要なもの

・英英辞典

・ノート

・英語の文章/洋書(わからない単語がちらほら出てくるくらいの難易度)

・強い意志

大人から英語脳を作る音読トレーニングのやり方

2つのパートに分かれていて、ノート作りと音読の2つです。

音読トレーニング方法① ノート作り:1時間

①わからないところを発見したら、1文まるまるノートに書き写す。

②わからない単語を英英辞典で引く。

③該当する意味を見つけ、意味と例文をノートに書き写す。

④書き写した例文の中にわからないものがあれば、同じ要領で調べて、書き写す

⑤①に戻ってどんどん単語を追加していく。

実際によわみつが書いた英単語ノート

音読トレーニング方法② 地獄の音読:1時間

①わからなかったところと単語の意味、例文を音読していく。

②特に例文のイメージが読んですぐ沸くまで読む。

③繰り返す。

地獄の音読トレーニングをするにゃんこ

私自身は1セット(①と②)各1時間ずつ毎日やっていました。

なので最低2時間は使っていましたね。

ここでの一番の注意は、訳さないこと。
癖を断ち切ってください。
訳しそうになったら英語で数を数えてみてください。
数を数えるには、意外と集中しないといけないため、効果的です。

もちろん長いので、複数セットやるときは、1.5セットとかになってもいいと思います。
最低1時間ずつは取り組みたいですね!!

もう一度言いますが、ノートはすべて英語で書かれているはずなので、英語を英語で理解するという意識を持って取り組むことです!

あくまでこのトレーニングの目標は英語脳のような脳内ネットワークを構築することです!

音読トレーニングでスピーキングも練習したい方

発音の練習も並行してやりましょう。

読んでる最中に苦手な発音やできない発音もチェックしておき、意識して読むようにします。

発音の勉強の仕方がわからない方は、以前記事で外国人に褒められる発音の練習方法について書いたので参考にしてみてください。

どうでしょうか。

簡単にできそうですか?

それならこれをしっかり毎日行ってください!

理想は週5デス! 

これに加えて、海外ドラマや洋楽を使って勉強してみてください。

あなたの英語センスが抜群に良くなっていくはずです。

最後まで読んでくれた方に~ノート作りが楽しくなる教材紹介

読書苦手な私が読んで面白かった洋書も軽く紹介しておきます。
今回音読の教材はなんでもいいのですが、面白いものを読んで継続しましょう。

続けないと意味なくなってしまうので、教材選びもちゃんとしましょう。
おすすめの洋書はここ↓にまとめているのでよかったら、読んでみてください。

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この記事を書いた人

英語を本気で学び始め、早15年。
TOEIC960、フリーランスで海外の企業と仕事をしています。

効率厨なので、マジで効果のありそうな勉強しか紹介しません。
中途半端なやる気の人にはグサリとくる内容が多いかも笑

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