英語を勉強するうえで、必ず目にするであろう「精読」と「多読」。
実際、どっちをやった方がいいのか?
英語学習歴15年、留学も経験したことのある私が、お答えします!
学生時代から他の人がやらない英語学習法で勉強してきた
TOEIC940点・カナダ留学2年間
どうやったら楽しく英語を勉強できるかを考え、ゲーム、漫画、おしゃべりで勉強するのが最強だということにたどり着いた生粋のゲーマー
「精読」、「多読」どっちが効果的なのか?
いきなり答えを言いますが、
ずばり、「精読」をやった方が効果的です!
もちろん理由もあります。
実際に図書館にこもって、精読をやってきたので、その時の経験を踏まえて、見ていきましょう。
精読の方がいい3つの理由
- インプットの量が確実に多い
- 読んだ内容が残りやすい
- 自信がめちゃめちゃ付く
インプットの量が確実に多い
まず、インプットの大切さを再度確認したいと思います。
インプットの大切さ
個人的には、英語学習で一番大切なのが、インプット。
実際にどれくらいインプットが必要なのか単語数でネイティブと比べてみましょう。
このサイトは言語学者が運営しているサイトらしいので、かなり信憑性があります。
実際に挑戦してみてください!
このサイトによると
ネイティブ:20000~35000単語
非ネイティブ中級(4~6年の学習者):4000~6000単語
こういう差になっています。
中級者でも全然単語量が足りてないんですね!
私も10000単語という結果で、上級者に分類されましたが、ネイティブの半分以下しかありません。
これでもTOEICは900点を超えることができちゃうのですが笑
精読は確実にインプットしていける
精読は、わからない単語、文法を片っ端から調べていくことを言います。
単語や文法を雰囲気でわかった気になったりすることがありません。
なので、多読に比べて確実にインプットの量を増やすことができます。
読んだ内容が残りやすい
まず私がやっている精読のやり方をご紹介します。
上の記事で紹介した通り、本文の内容も書き写しています。
このため、本の内容をじっくりと理解することができます。
個人的に、本の内容と英語の単語、文法が同時に学習できると一石二鳥の気分です!
カナダ留学時代に、一人で図書館に行って、「Why Evolution is True」という本を精読し、読み切りました。
内容は難しかったですが、その分時間をかけたため、内容もかなり覚えています。
今でも、面白かったと自信をもって言うことができます。
自信がめちゃめちゃ付く
本を一冊読み切り、かなりの量のインプットができ、本の内容も頭に残っている状態。
この状態はめちゃめちゃ気持ちいいです。
本当にやり切ったといえます。
更に友達に自信をもって、その本を勧められます。
「あれ、ちゃんと読んだっけ?」
なんてならない!
これは精読しか味わえません!
じゃあ、多読ってダメなの?
個人的には、すごい悪い勉強方法ではないとは思います。
が
勉強という面でいうとちょっと良くないなと思います。
多読は素通りしてしまう
例えば、日本語で小説を読んでるとしましょう。
そこでわからない単語を見つけました。
しかし、内容にはあまり関係ないので、素通りします。
後日、そのわからなかった単語を思い出せますか?
多分無理ですよね?
しっかり覚えるためには意識的にやらないといけないのです。
多読は間違って単語を覚える
多読は、わからない単語も周囲から読み取って、素通りしようという学習法です。
ネイティブ並みの語彙力があれば、あなたの予測は当たるかもしれません。
しかり、TOEIC900を超えていても、ネイティブの半分以下しか単語がわからないのに、正しい予測ができるでしょうか?
私はちょっと不安になります。
それであれば、しっかり調べて、自分の血肉にするのが、賢明ではないでしょうか?
英語の勉強では「精読」の方が圧倒的におすすめ
娯楽で読んだり、ある程度の単語知っていればいいやという方は、精読の量を減らしていったり、
それこそ、多読の勉強方法をやってもいいと思いますが、
勉強の面で見ると、やはり精読をして語彙力、文法力を鍛えていく方がいいと思います。
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